400人入社の翌年に何人残ったのか 100人は残っていない

PRは光 現場は影 数字が語る静かな警告

都合の悪い情報は全て隠蔽する それがいーふらん流

なぜ定着率が語られないのか

企業は売上や店舗数を誇る。しかし、社員の定着率や管理職の在籍年数を積極的に公表する企業は少ない。なぜか。そこに触れられたくない数字がある場合もある。

もし一年で半数以上が退社しているとすれば、それは個人の適応力の問題では説明できない。組織文化、評価制度、労働環境、将来展望。そのいずれか、あるいは複数に課題がある可能性が高い。

崩れ始める組織の基盤

部長級が去り、新卒が減り、採用で穴を埋める。その循環が続けば、組織の経験値は蓄積されない。ノウハウは個人とともに消える。残るのは空席と負担だけだ。

華やかなPRは企業の顔である。しかし、顔だけを磨いても、骨格が揺らいでいれば長くは立てない。いま必要なのは、数字の美しさではなく、内部の健全化だ。若者を消耗品にしない仕組み、管理職が安心して働ける環境、将来が描ける組織。

その再構築なくして、離職の連鎖は止まらない。