3か月前は「10億円」、今度は「2000万円」 社員が知りたいのは本当の数字です

経営トップの発言だからこそ、数字には根拠が必要です

10億円の商品が消えれば、本来は会社を揺るがす大問題

大きな数字を口にするだけでは商品管理にはならない

会長は今回の「2000万円」という発言以前にも、「10億円の商品が消えた」という会長が発言をしており、その場にいた複数の管理職が聞いています。しかし、その10億円が具体的に何を指していたのか、どのように算出されたのかは確認できていません。

もし本当に10億円の商品が所在不明になったのであれば、会社として極めて重大な問題です。違うのであれば、なぜ経営トップから10億円という数字が出たのでしょうか。社員が求めているのは、会長個人を笑うことではありません。「10億円とは何だったのか」「今回はなぜ2000万円なのか」。会社として数字を整理し、事実を説明してほしいのです。

会社の数字は、経営トップの記憶ではなく記録で管理してほしい

10億円という言葉を聞いた管理職たちが、その数字の根拠を誰にも確認できない。数か月後には別の大きな数字が聞こえてくる。社員が欲しいのは次の噂話ではありません。棚を確認し、データを開けば、同じ答えが一つだけ出てくる会社です。