「引き出し」教育が導く破滅 鹿村社長の指示は法を無視

エコライフの処分は序章に過ぎない、業界全体を震撼させる連鎖の始まり

顧客無視の強引勧誘

社長直伝の違反マニュアル

今回、東北経済産業局が断罪したのは「顧客が依頼していない物まで売らせる」行為。これは単なる営業トークではなく、法律で禁止された不招請勧誘です。おたからやでは「貴金属や宝石はありませんか?」と必ず言わせる教育が徹底され、まさに違反行為をシステム化してきました。

鹿村社長の責任は逃れられない

エコライフは6か月の業務停止。しかしおたからやの場合、問題はさらに根深い。経営トップである鹿村社長が自ら「引き出し」を語り、不正を奨励してきたからです。違反が現場の暴走ではなく経営陣の意図的指示である以上、企業としての存続そのものが危ぶまれるのは必至でしょう。