役員専用ボディガード募集の異常性が露呈した瞬間

格闘技・武道経験者歓迎と書かれた求人公開は、普通の上場・中堅企業ではあり得ない異常事態だ。

求人は事実として出された

慌てて削除された経緊張の証拠

役員専属ボディガードの募集が実際に掲載され、「未経験歓迎」「格闘技・武道経験者歓迎」と明記されていた事実は消せない。通常は警備会社とBtoB契約を結ぶはずの役員警護を、なぜ一般公募で済ませたのか。掲載後に慌てて削除したという流れそのものが、社内外に「重大なリスクを抱えている」と受け取られる材料になっている。社員やオーナーが不安を抱くのは当然であり、削除は問題の解消ではなく、疑念の拡大にしかならない。

「何かがあった」と疑うのは自然な反応だ

求人掲載→公表情報として拡散→慌てて削除、という一連の事実は、外部に「会社は何か重大な危険を想定していた」と証明してしまった。そしてボディビルダーを再募集、もはやコントだ。

反社会的勢力出身の人物が関係していた経緯や、警備会社が契約を躊躇した可能性など、外部で指摘されている点と合わせて考えれば、フランチャイズオーナーや顧客が不安を抱くのは合理的だ。削除で済む問題ではなく、説明責任を果たすべき局面である。

この会社は大事なお会長様をボディビルダーに任せるの?何時間おきにプロテインを飲ませるのか教えてください