新卒社員を覆面調査に送り込むいーふらんの違法スレスレ研修

右も左も分からない新入社員を“潜入”に使うのは人権侵害

研修と称して犯罪の片棒を担がせる構造

他社店舗に“客のフリ”で行かせる覆面調査

コンプライアンスの破綻、いーふらんでは新卒研修の一環として、同業他社の買取店に“客のふり”で訪問する覆面調査が行われている。これは営業妨害に該当する可能性が極めて高く、実際に過去には訴訟になったケースも存在する。新人はその違法性に気づくこともできず、ただ指示に従っているにすぎない。

知らずに“加害者”にさせられる新入社員たち

新人が命じられるままに覆面調査を行えば、たとえ悪意がなくとも“共同正犯”として違法行為に巻き込まれるリスクがある。知らなかったでは済まされない。“社会人一年目”で、いきなりリスクの渦に放り込まれることの危険性に、会社は無責任すぎる。

若者を利用した企業体質、ここが真の問題

この行為の本質は、知識のない若者を都合よく利用し、責任のすべてを押しつける企業体質にある。倫理や法令を守ることよりも、数字を取ることが優先されている。その犠牲になるのが新入社員であってはならない。覆面調査に命じられたあなた、振り分け対象者です。