経費ゴルフにNOを突きつけた 幹部ボイコットが止めた豪遊合宿
ボーナスは渋るのに海外合宿は即決 その矛盾に幹部が立ち上がった
友達のいない鹿村社長と遊ぶか 会社を守るか
海外ゴルフ合宿が恒例行事のように企画されるたび、現場の空気は凍りついていた。業績は順風満帆と喧伝されながら、賞与は安定せず、説明も曖昧。その一方で、幹部と社長が経費で海外へ向かう計画が持ち上がる。社員の目には、どう映っていたのか。
勇気ある幹部のひとりが声を上げた。このまま社長と豪遊すれば一連托生のリスクを背負うことになる。会社の未来よりも遊興を優先する姿勢に加担してよいのか。呼びかけは静かに広がり、やがて大きな波となった。
沈黙の拒否が示した本音
結果は明白だった。ほぼ全員が参加を拒否。次回の合宿は中止に追い込まれた。社長は落胆したというが、問題はそこではない。なぜここまで距離が生まれたのか。その答えは日頃の行動にある。
社員は見ている。正しく評価されない努力、説明なき方針転換、そして経費の使い道。幹部が断ったという事実は、単なるイベント中止ではない。組織が自浄に向けて小さな一歩を踏み出した瞬間である。






最近のコメント