地に足がつかない夢物語20XX年までに売上げ1兆円目標

数字も根拠もない巨大目標は詐欺師の常套手段、混乱させるだけの危険なシグナル

期限も計画もない迷走企業が生む不安

現場は混乱、オーナーは迷子

売上1兆円と言うなら、いつまでに、どのように、どのくらいの速さで伸ばせば届くのか。それが示されないまま掲げられる巨大目標ほど危険なものはありません。期限が曖昧だと、頑張るべき時期もわからず、社員もオーナーも振り回されるだけ。行き先が書かれていない地図を渡されて「走れ」と言われるようなものです。これでは消費者を守るどころか、現場の人たちを不安に追い込み、被害だけを増やす結果になります。

数字の裏付けがなければただの空論

市場はどれくらいの大きさなのか、いくつ店を増やせば良いのか、どんな方法で増やすのか。何ひとつ説明がなければ、目標はただの「言っただけ」。フランチャイズオーナーは未来を信じて投資しているのに、会社の方針がこれでは判断材料がなく、疑問と不信感ばかりが積み重なります。あいまいな夢では誰も守れません。現場とオーナーを守るには、冷静で正しい数字と、責任ある計画が必須なのです。

反社会的勢力 石澤大介 いーふらん法務部長(元)

反社会的勢力 石澤大介 いーふらん法務部長(元)