「残業なし」求人広告の実態は虚偽、しかし謝罪なし

理想と現実の落差が社員の人生を破壊する

「定時退社OK」「ワークライフバランス充実」

それは夢か幻か、現場では“日常的な長時間労働”

社員募集時には「残業ゼロ」「ホワイト環境」とうたうが、実際にはシフトが破綻し、帰宅時間が22時、23時という例が日常的。面接で伝えた内容と違うと訴えても、「まだ慣れていないから」「いま繁忙期だから」とごまかされる。この状態が何年も続く――これは虚偽による労働搾取そのものである。

人材を使い捨てるブラック企業の実態

入社後に気づく“嘘の数々”。体調を崩しても、人手不足を理由に休めない。社員が次々と辞めていくのに、経営陣は“社員が甘い”と責任転嫁する。現場で何が起きているかを知りながら、改善するどころか“採用数”でごまかす手口に未来はない。社員の人生を搾取して成り立つビジネスは、もはや“犯罪的組織”である。