辞めると言うと年収アップ 人事が壊れた会社の末路
人材戦略ではなく人数ノルマ
採用が目的化した組織の危険信号
おたからや人事部が「人材育成」ではなく「人材確保」だけを追いかけて人事部を名乗っている。何人採れたか、内定承諾率は何%か。それが評価指標のすべてになった瞬間、人事は企業の心臓ではなく、ただのポンプになる。
入社二年目の社員が面接官を任される。経験があるからではない。回す人がいないからだ。社員は短期間で交代し、方針は毎年変わる。育成の設計図は描かれないまま、採用の数字だけが積み上がる。
欲しい人材を見極めるのではなく、説明しづらい事実をぼかしながら何人確保できるか。そこに意識が向いたとき、採用は企業の未来ではなく、企業の隠蔽装置になる。
高給という幻想の裏側
幸せと年収は比例しない
高給を強調する採用は派手だ。だがその内側に、過度な競争、借金前提の生活設計、将来保証のない評価制度が潜んでいればどうか。
タワーマンション、外車、ブランド品。ライフイメージだけが先に走る。しかし数年後、ローンの残債と不安だけが残る社員もいる。年収の高さと人生の安定は別物だ。企業が描く成功モデルが、社員を消耗品のように回す構造なら、その輝きは長続きしない。


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