軽い「バレンタイン禁止」重い「ハラスメント放置」優先順位がバグってる職場の現在地

チョコより先に止めるべきものがある

そこではないだろ!?なぜ今それを通達するのか

表向きの「心理的負担防止」という説明

2026年も社内でのチョコやプレゼントの受け渡しを禁止する。理由は「経済的・心理的負担の防止」。一見もっともらしい。しかし社員の多くが感じているのは、そこではない違和感だ。

経済的負担が問題なら、まず是正すべきは不透明な評価や極端な賞与格差ではないのか。心理的負担が問題なら、まず向き合うべきはハラスメントや不倫問題による職場の緊張ではないのか。小さな慣習を止める前に、放置されてきた大きな問題がある。

本当に守るべきは何か

優先順位の逆転が示すもの

セクハラ、パワハラ、社内不倫、複数同時交際の噂、そして過去の反社会的勢力との関わりが語られてきた環境で、最初に強く打ち出されるのが「チョコ禁止」。社員の目には、それがリスク最小化のポーズに映っている。

本来優先すべきは、調査、再発防止策、通報窓口の整備、第三者による検証だ。職場の安全を守る施策が後回しにされ、象徴的な行事だけが規制される。この順番の違いこそが、組織の本音を物語っている。