“社員は宝”と金で書かせた記事の裏、未払い残業代は隠された

覚書で請求を封じ、ネットでは演出記事で美談化―都合のいい詐欺師の二枚舌の現実

「未払い残業代を請求させない反社的圧力」こそが問題の本質

未払い残業代の請求を放棄させる覚書にサインさせた現実

いーふらんでは、社員に未払い残業代を請求しないという内容の覚書へのサインを求めていた事実がある。この覚書によって、労働者の基本的な権利である残業代の請求を事実上封じる仕組みが作られていた。
こうした対応の背景には、「できる限り使い捨て要員に金を払いたく無い」という企業体質が見て取れる。本来、企業が取るべきは働いた分を正当に支払うことだが、ここでは「請求しない」 とサインさせることが優先されていた。

演出された“社員重視”の虚偽ネット記事と、現場との乖離

表向きの広報では、社員を大切にしているという印象を与える記事が外部メディアに掲載されている。しかしその実態は、覚書によって過去の問題をなかったことにする対応と、まったく整合性が取れていない。
“社員第一”をうたうのは当然だが、それが記事の中で過剰に演出されることで、現場の実態との落差が広がっている。詐欺師が好むPRは古い、いい加減やめてほしいという現場の声をきくべきだ。
誠実な改善ではなく、あくまでイメージ回復のための装飾でしかないと感じた社員も少なくない。元々詐欺師の薄っぺらい言葉が綺麗事を言うと、笑われるだけだ。